現状を疑う

スマートフォンの音声認識の仕組みを利用して口述でブログを書いています。もちろん、一発取りではなく事後の推敲、編集は必須です。世の中ではもう普通のことなのかもしれないですが、私にとってはとても便利なことだと思っています。 米国連邦議会と横浜市…

やっぱり「教育」ってすごいな

教育ってすごい 香港で、政府に反対したと看做された政治家たちが50何人も逮捕されました。予想はできてたことなんですけど、ここまで正々堂々と「体制に逆らい、体制の変容を求める活動は反政府活動だ」と言い切ってしまう神経に驚きました。 我々の感覚だ…

見捨てられた国民の一人として

年の初めに思い立った。これから、口述でブログを作ってみよう。 日頃から、スマホの音声認識の精度がとってもよくなっていると感じていたので、実行に移すことにした。もちろん下書きレベルでのことで、最終的にはキーボードで推敲して体裁を整えている。 …

印象「印象 、日の出」

光が見えない 私は悩んでいた、深く深く。場所は上野、東京都美術館の展示室。モネの名画「印象、日の出」の前に折り重なる人垣の中である。誰一人として知らぬ者のないこの名画を前にしてかれこれ30分近く、近くから遠くから力の限り眺め続けているのだが、…

不在を埋める、不在を補う

ポッドキャスト 京大総長の山極 壽一先生の公演をポッドキャストで聴いた。師匠が偶然運転中にラジオで聞いて、良い内容だったと教えてくれたのである。となれば外れであろうはずがない。約1時間の講話の中で二つ、印象に残る論点があった。一つ目は、想像…

途方に暮れる

原美術館 原美術館へ出かけてみた。初めての訪問である。 最寄りの品川駅から少し距離があるので、よほどの覚悟が無い限り足が向くことはない。今回は、と思い定めて交番の前の交差点を渡り、あとはまっすぐ進めばよいはずなのだが、どう見ても美術館がある…

白井 聡 氏 講演録/鳥の演劇祭8

2015/09/22 鳥の劇場・ホワイエ 講演を聴いてきたので、その概要を以下に記す。 もちろん文責はわたくし。 永続敗戦論――戦後日本の核心 (atプラス叢書04) 作者: 白井聡 出版社/メーカー: 太田出版 発売日: 2013/03/08 メディア: 単行本 この商品を含むブログ…

思い詰めてしまった訳

写真展へ 少し前のことになるが、ある写真展に出かけた。 作家の名前は「鈴木理策」、はじめて聞く名だった。そもそも、写真家に詳しいわけではない。作品と作家の名前が一致するのは、植田正治、杉本博司、石川直樹、川内倫子、ホンマタカシ、それくらいで…

じっと見る、どこまでも見る

自然は無限 山に登った。山に登り、自然の中を歩く理由はいくつかあるが、そのうちの一つに「びっくり」との出会い、がある。 まったく知識がない段階では、山の中は「草」と「木」が生えているとしか見えない。たまに鳥らしき鳴き声がするが姿は見えるはず…